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2025.12.20てるギターノート

てるギターノートvol.17 右手の弾き方

みなさんのギターライフに役立つ情報をわかりやすく短い動画で発信しているYoutubeチャンネル「てるギターノート」の動画文字起こしです。

 

てるギターノートvol.17 右手の弾き方

みなさん、こんにちは。今回のてるギターノートは右手の弾き方について解説します。

右手の弾き方にはアポヤンドとアルアイレの2種類あります。

弦を弾いた後の指が隣の弦によりかかっているのがアポヤンド、隣の弦に触れないように弾くのがアルアイレです。

実際の指の動きを見てみましょう。アポヤンドとアルアイレ。親指でもやってみます。アポヤンドとアルアイレ。

アポヤンドは弦にしっかりと力を加えることができ、太い音が出ます。アルアイレはそれに比べて細い音になりますが、指を早く動かしやすい、という特徴があります。

隣合った弦を弾く和音やアルペジオではアポヤンドだと音を止めてしまうことになるので、通常はアルアイレを使います。

実際に弾いて説明しますね。

1弦と2弦の和音。アルアイレで弾いてみると2つの音が鳴っています。アポヤンドで弾いてみると、2弦を止めてしまっているので1本しか鳴っていません。

また3弦から1弦までのアルペジオ。アルアイレで弾いてみると音が重なって最終的に3つの音が鳴っています。アポヤンドだと1本ずつしか鳴りません。

ですので、和音やアルペジオを弾く場合には基本的にアルアイレを使います。

クラシックギターでは和音やアルペジオが多くでてきますのでアルアイレの方を多く使うことになると思います。

しかし、最初はアポヤンドから練習した方が良いです。

なぜか!

クラシックギターは音が小さい事が欠点の一つ。ですので、楽器をしっかり鳴らす、大きな音を出す意識を持った方が良く、それにはアポヤンドの方が適しているからです。

もう一つ理由がありますが、それは後ほど。

次にそれぞれの弾き方の注意点を。

まずはアポヤンド。基本的に手首や腕を使わず、指を動かして弾きます。指は付け根からでなく、第2関節から動かすようにしましょう。こうではなく、こうですね。そしてpを弾く時とimaを弾く時とでフォームが変わってしまわないように。これは悪い例です。Pのアポヤンドもimaのアポヤンドも同じフォームで弾けるように。これは一つ前のフォームの動画も参考にしてみてください・・・(実際は一つ前ではなくvol.13)

次にアルアイレ。

隣の弦に触れないように弾きますが、弦に力を加える方向はこうです。引っ張り上げるのではなく、押し下げる。それを隣の弦に触れないように抜きます。腕を使って引っ張り上げる、手首をひねってかきあげるのは良くありません。アポヤンドでは自然と弦を押し上げる方向に力を加えますので、それを意識してアルアイレも練習すると良いですね。

これがアポヤンドを先に練習した方が良いもう一つの理由です。

みなさん、アポヤンドとアルアイレ、しっかり身につけてくださいね。

ここからはアフタートークです。ギターを始めたきっかけについてお話しようと思います。

僕が一番最初にギターに触れたのは小学校4年生くらいの時。父親がクラシックギターを習い始めまして、家にギターがあって、それを触らせてもらって、ドレミくらいは教えてもらった、というのが最初です。そして、中学校2年生の4月。塾にも行っていない、部活もやっていない僕に親が「あんた生活だらけてるから何か習い事でもしなさい」と言ってきたんです。「何をするかなぁ?」って考えて、「あ!そういえばギターちょっと触ったことある。ギター弾けたらモテるのかなぁ?」っていうのもあって、「ギターをやる」って答えたら父親が通っていたギター教室に連れていかれ、その日の内に入学手続きをしたのが最初です。

だから最初は「やりたい」と思って始めた訳じゃなかったんですね。ちなみにギターを弾けてモテたかというと、そんなことはありませんでした。

本日のてるギターノートはここまでです。「右手の弾き方が良くわかった」という方は高評価をお願いします。チャンネル登録も忘れずに。

それでは皆さま、素敵なギターライフを♪

動画はこちら

瀬戸輝一ギター教室

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