2025.12.06てるギターノート
てるギターノートvol.15 左指のムダな動きを少なくするトレーニング
みなさんのギターライフに役立つ情報をわかりやすく短い動画で発信しているYoutubeチャンネル「てるギターノート」の動画文字起こしです。
みなさん、こんにちは。今回のてるギターノートは左指の動きを小さくするトレーニングをご紹介します。

過去の動画「テクニックをアップに必要なたった2つのこと」で紹介した無駄な動きを少なくする。これを実現するためのトレーニングです。
実践する前に、左手の無駄な動きについて考えてみましょう。
音階を弾きますので左手をよく見ていていください。1回目。では、2回目。
どちらの方が良いかはもうお分かりですね!?もちろん2回目の方です。1回目は指の動きが大きくバタバタしています。音だけ聞いていると同じように聞こえるかもしれませんが、見ていると2回目の方が動きがスムーズで簡単そうに見えると思います。
左指は押さえている時には無駄な動きは発生しません!使っていない時、や次に押さえる場所へ移動する時に無駄な動きが発生します。

今日のトレーニングはこの移動の時の無駄のないスムーズな動きを指に覚えさせるのが目的です。
それでは実践していきましょう。場所はどこでも構いません。今回は1弦の3フレットから始めてみようと思います。ここを1の指で押さえます。ここから半音階で、1の指。2の指で4フレット、3の指で5フレット、4の指で6フレットを押さえていきます。この時、前に押さえた指は離さないように。ですので、4の指まで来た時に、4本の指全部が押さえている状態です。
ではここから1本ずつ2弦へずらしていきます。まず1の指。この時、1の指だけが動く。ほかの指が動かないように。次は2の指だけ。3の指だけ。4の指だけ。
同じように次は3弦へ。1、2、3、4。次は4弦へ。常に動いているのは1本の指だけという状態です。
5弦へ。鳴れないうちはゆっくりで構いませんよ。次、6弦へ。6弦まで来たら、次は5弦に戻りましょう。1、2、3、4。4弦へ。1、2、3、4。3弦へ。1、2、3、4。2弦へ。そして1弦へ。はい。
先ほども言いましたが、このトレーニングのポイントは「ほかの指を押さえたままにしておくこと」。それによって動かそうとする指は大きく動けない。ですので、隣の弦への無駄のないスムーズな動きが自然と実現できているのではないでしょうか?

このトレーニングでの左指の無駄のないスムーズな動き、を意識して、ほかの練習や演奏に活かせると良いですね。また、お隣の弦ではなく、1本飛ばして1弦から3弦など、そういう練習の仕方も効果的だと思います。
左手の指先と弦との距離は1センチ以内くらいが理想だと思います。ぜひ、無駄のない左手を目指して頑張ってください。
本日のてるギターノートはここまでです。「よーし、頑張るぞ!」と思った方は高評価をお願いします。チャンネル登録も忘れずに。
それでは皆さま、素敵なギターライフを♪

