2018.08.28初心者のためのギター教室
コードを12倍覚える方法
こんにちは。清瀬市で初心者に優しいマンツーマンレッスンの瀬戸輝一ギター教室です。
今日はコードを覚えるうえで一つ肝になるお話です。
まずはこれまで同様F#がルートの6種類のコードの相関図をご覧ください。
何かお気づきになりましたか??
先日のFコードの相関図と2つを並べてみます。
どうですか?全て形が同じなのが一目瞭然ですね!
フレットが一つずれているだけです。
これが何を表すかというと
ギターではずらすと同じコードが出来る!
1フレットセーハのコードフォームをそのままずらしていくと、
1フレット、2フレット(3フレット、4フレット・・・)
F が F# に (G G# ・・・)
Fm が F#m に (Gm G#m ・・・)
F7 が F#7 に (G7 G#7 ・・・)
Fm7 が F#m7 に (Gm7 G#m7 ・・・)
FM7 が F#M7 に (GM7 G#M7 ・・・)
F#mM7 が F# mM7 に (GmM7 G#mM7 ・・・)
コードフォームを変えずにずらすと、変わるのは最初のアルファベット(ルートを表すアルファベット)だけです。
F → F#(G♭) → G → G#(A♭) → A → A#(B♭) → B → C → C#(D♭)
→ D → D#(E♭) → E → F ・・・・
それはこのように循環していきます。全部で12個。
いくつか例を挙げてみましょう
Fm のコードフォームを7フレットセーハにずらすと Bm
FM7 のコードフォームを4フレットセーハにずらすと G#M7
F のコードフォームを9フレットセーハにずらすと C#
これが”ギターはコードに強い”とか”ギターはコードを覚えやすい”と言われる理由の一つです。
この法則がきちんと理解できれば、今あなたが覚えているコードの数が12倍になります。
(”覚えている”のと”使える”のはまた別ですが)
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